自他一如

おはよう 新しい一日。

少しでも世の中をよくしよう などという意識は

きれいさっぱり捨ててしまうことだ。

世のため人のため 

それも一種の「私」に過ぎない。

そういう意識を抱いた時点で

すでにどこかで見返りを求めている。

こうして命を賜って

今日まで生かされて

今日もまたこうして目を覚まし

行かされている自分を発見する。

どれほどの恩恵にあずかっているのか


それを思えば

より以上に求めようとするのは

傲慢である。

ただし完全に「私」をなくしたりしてはならない。

なぜなら「欲」はエネルギーでもあるから。

生きようとすることが、欲ともいえる
この肉体は欲そのものといえる。

その私欲をどうつかうか

自分の命を捧げても惜しくないほど大切な
たった一人の誰かのために 何かを行う
それが、結果的に、多くの人のためになっていく。

ここに真理が見える


大切な誰かのために尽くすことは
自分のために尽くすことに他ならない

誰かのためには、自分のために に、他ならない

それでいい

自他一如ということが、つくづくわかってくる。

それがわかれば
どこまでも己に徹していくこと
己に取り組んでいくことが

少しは世の中を善くしていくことに
繋がっていくのだろう



人気の投稿