破壊と新生

おはよう 新しい一日。

すべて生まれるときは破壊が伴う。


種は唐を打ち破り芽吹く

赤ん坊が生まれるときは羊膜を打ち破る

日は沈んで、そしてまた昇る

一度死に、そして生まれる。

夜の眠りは小さな死であり

朝の目覚めは日ごとの生である。

歴史や伝統には革新がつきもので
革新がなければ滅亡してしまう。
継承というのは、実は、
因習や形を打ち破りるという「破壊」が伴っている。

自己革新というのは

自分を破壊することから始まる。

破壊する勇気、多くの者にこれがない。
なぜなら、多くの者が安住と安楽と平安を求め、
その中に(それは幻想であるにもかかわらず)甘んじているから。

破壊する上では、根がなければならない

いかに根を深く、しっかりと張っているか

根本があればこそ、打ち破ることは可能だ。

つまり破壊とは、樹木の剪定のようなもの。

無用な枝葉を捨てられないのが人間ではないだろうか?

しかし、それでは、この大変革の時代は生きていけない。





人気の投稿